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お墓を建てる時期に決まりはない

一般に、お墓は三回忌ぐらいまでには建てた方がいいといわれていますが、お墓を建てるにあたって、いつまでに建てなければいけないという決まりはありません。

また、一方では一周忌まではお墓を建てないほうがいいともいわれていますが、これは肉親を亡くしたという精神面でのダメージに加えて、葬儀の後の四十九日、百か日、一周忌などの法要の出費や相続問題など、経済面での大変さを考慮したからでしょう。

さらに、土葬が一般的に行われていたころは、十三回忌にお墓を建てるのがよいともいわれていました。
それといいうのも、土中に埋葬した棺が腐って陥没し、墓所の表面が安定するのに、およそ13年かかるということからなのですが、火葬が一般化した今日では、重要視する必要はありません。

お墓を建てる時期については、昔からさまざまな言い習わしがあり、それなりの理由もあるのですが、お墓を建てるにあたっては建立者の経済状態に合わせることが大事で、そのことによって多少、お墓を建てるのが遅れても、一向に差し支えないでしょう。

私たちは、よく自分の都合に合わせるのを、故人に対して申し訳ないと思いがちです。
そうした気持ちは美しいものですが、先祖供養で何より大切なことは、出来る範囲で真心を込めてすることです。

また、お墓を建てるときに、「縁起のいい日を選んだ方がいい」といわれていますが、仏教上で意義のある日を選んだり、「仏滅」の日を避けたりしなければならないということもありません。
「平時に建てるとよくない」とも聞きますが、平時に建てたからといって、祟りがあるわけでも何でもないのです。
お墓を建てるその日が好日、吉日と考えるべきでしょう。

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