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黒みかげは凶相というが

墓石の色は、関東以北は黒色系が目立ち、関西では白色系や青色系が優位を占めるというように、分布には特徴がみられます。
これは、わが国で墓石材に利用されることのもっとも多いみかげ石のうちでも、黒みかげの産地が東北地方に集中し、白みかげや青みかげを大量に産出する地域が、中国・四国地方にあるからです。
つまり、その地域の周辺で手に入りやすい石材が、墓石材として使われたという事でしょう。
ここには、需要と供給のバランスの関係があるだけで、墓相が今さら入る余地はないように思えます。
一部の墓相家のいうように、黒みかげが大凶相だというなら、関東以北の地方では大凶相墓だらけという事になります。
これでは明らかにツジツマが合いません。

なお、黒みかげは現在、その7割以上を輸入に頼っています。
黒色系の石材の人気は、いずれにしても高いという事です。

墓石には、ほかに、コンクリートやセメントが利用される場合もあります。
棹石がグラつかないようにセメントで補強し、台石とつなぐ。あるいは、石材を一切使わず、全体をコンクリートで固めた墓石例もあります。
これらの人工物は、墓相で見るとどうなるのでしょうか。

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