ポストシェア送る

お墓とは何か

江戸時代から今日まで、一般庶民にとってお墓といえば、墓地を購入し墓石を建てることでありました。
その墓所が多様化し、選択できる時代になったわけですので、消費者にとっては喜ばしい時代が訪れたともいえます。

しかし、そもそもお墓とは何なのでしょうか。

日本人の精神生活に必要不可欠な、大切な心のよりどころなのかもしれません。


お墓とは、

●死者と生者の語らいの場所
●親を想い、先祖を想い、自分たちの生活の歴史を子供たちに伝えてゆく場所
●亡き人に語りかけ、問いかけながらどう生きるべきかを考え、反省し、心の支えを求める場所

これがお墓といえるのかもしれません。


出来れば、ロッカー式や屋内式などではなく、お墓はそれにふさわしい場所が好ましいのかもしれません。


現代生活は、親子の会話を喪失させる事もあります。
子供たちと生活時間が異なり、親と子が親身に語り合う時間が損なわれているご家庭も多いのではないでしょうか。
そんな親子が祖父のことや、家の歴史を話し合える貴重な場所が、墓参り(墓所)であったりもします。

「墓前に額ずく」という言葉がありますが、霊園内では、小さなお子様も墓前に何かを語り、何か神妙に手を合わせている姿をよく見かけます。また、墓所ではなぜか親御さんの話を素直に聞くものです。
そのように、情操教育の場としても、最もふさわしい所なのかもしれません。

以前、新聞で「いじめ」が最も少ないのが鹿児島県という記事がありました。
墓参回数が最も多い県は鹿児島県との調査結果もあります。
この二つのことはあながち無関係ではないように思えてなりません。

フランスの思想家アランは、人間と動物の根本的な違いは、「お墓をつくるか、つくらないかだ」といいました。
彼はそれを「亡くなった人に対する礼節」と説明しています。

考えるまでもなく、今日の自分があるのも、当たり前のように享受している文化や文明もすべて先達が残した遺産を受け継いでいる訳であります。
それら過去の偉人たちの徳や能力を讃え、その人達を目指して努力する所に、人間の進歩があります。
つまりお墓は、そのためにも意味があるのではないでしょうか。

また一方、急増している自分自身の死後の住まいづくりとしての墓、ごく近い親しい追憶としての墓づくりを考える人にとって、最も大切な要素は、「ゆっくり眠れる場所」・「安らげる場所」なのでしょう。
そう考えると、墓所はやはりそれにふさわしい佇まいを持った墓地と墓石に行き着くのかもしれません。

img_20170521-234514.jpg

墓文化の未来へ戻る

≪≪霊園概要へ戻る

プロフィール

プロフィール画像
名称
清流寺霊園
住所
佐賀市三瀬村杠(ユズリハ)1663-1
管理
宗教法人 清流寺
業務代行
石材センター永善 福岡事務所
お問い合わせ
0120-456-148
QRコード
携帯用QRコード