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鎮魂の儀式「殯(もがり)」

自然により深く関わり、依存していた古代人が霊を重んじていたことは想像に難しくありません。
死霊だけでなく生霊をも信じる人々は、死後、肉体は土に還っても霊魂は残ると認識していました。
肉体から離れたばかりの新霊は、生霊と同じように意志的に動くと考えました。
例えば、生前に恨みを残したまま死んだ霊は怨霊となって現世の人々に祟るというような。。。
ただ、その新霊もいつまでも人間的な愛憎に縛られるわけではなく、年月を経るとともに租霊という存在に格が上がり、子孫を護る守り神になると信じされていました。(霊魂昇華説)

その霊を鎮める儀式に「殯」があります。
これは、棺におさめた遺体を埋葬する前に一定期間置いておくというもので、いわば風葬の原風景ともいえます。
天皇や貴族の場合は殯宮が行われ、期間は3~6ヶ月から数年に及ぶこともあったとされています。
一般民衆の間でも、遺体の周りを竹矢来で囲んだり、樹木で覆ったりして遺体が朽ちるのを待ちました。
この囲みには、荒ぶる新霊が他に逃げ出さないようにする配慮がありました。

人々は、そこに供え物をしたり呪文を唱えたり、神楽をして霊を鎮めました。
この墓前祭は現代の葬式にあたるものといえます。
この殯の儀式も、前出の大化の改新の薄葬令で禁じられましたが、庶民の間では奈良時代、貴族は平安時代まで続けられたようです。

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プロフィール

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名称
清流寺霊園
住所
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管理
宗教法人 清流寺
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